とある町長の個人記録

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人権のつどい「自分らしく生きる」悠以

 今日は人権のつどいでした。第1部は人権標語表彰式です。今年は1小の児童の「こまったら たよっていいよ 話してね」が最優秀賞となりました。おめでとうございます。ちなみに、昨年は4小の児童の「なにげなく いったことばを かんがえて」でした。

 第2部は講演会です。今年の講師はシンガーソングライターの悠以(ゆい)さんで、トーク&コンサート「自分らしく生きる」と題して、講演とライブがありました。ちなみに、昨年は社会活動家の湯浅誠さんで、テーマは「子どもの貧困から貧困問題を考える」でした。

 今年も講師もテーマも申し分ないのですが、やはりケリヤホールをいっぱいにするほどの広報ができず申し訳ない思いです。今日、来られなかった方は本当にもったいなかったですよ。ご自身の体験談だからこその説得力でLGBT等(主にトランスジェンダーについて)について語っていただき、素晴らしい歌唱力で会場を盛り上げていただきました。

 最初に体の性別、心の性別、好きになる相手の性別、いろいろな組み合わせがあり、LGBTという言葉だけが有名になっているけど、性別にはいろいろありますよ、それこそ人の数だけあるかもという話をされていた。以前に株式会社ミライロの堀川歩さんの話を聞いた時に、「性別は虹色」とおっしゃっていたのを思い出しました。

 話の中で「確かに」と思わされたのは、私たちの性別は、生まれた時にお医者さんによって、(生物学上の)判定をされて決められるのであって、自分で選んだわけではないということです。悠以さんは高校卒業を機に、これまでのユウスケから悠以となり、それまで自分自身を抑えてきた人生から一歩踏み出せたようで、ようやく自分らしく生きるスタートラインに立てたようです。

 保育園の頃から高校卒業までのお話を講演の中では語っていただきましたが、性同一性障害という言葉を知り、世界でどういう扱いをされているかを知り、特に高校時代は、男性として振る舞ったり、自分の体が男らしくなったりして行くのを、頭では理解しているけれど、気持ちがついて行かないというような葛藤が日々あったようです。朝起きて自分の顔を鏡で見る時、学ランを着なければならない時、男子トイレを使わなければならない時、体育で着替える時、特に水泳の授業の時、さまざまな場面で性について意識せざるを得ない状況だったようです。

 それでも、中学時代に親に打ち明け、高校の先生に打ち明け、卒業式の前日にクラスメイトに打ち明け、そして理解され受け入れてもらったことは、自分は恵まれていたとおっしゃっていました。特にクラスメイトにはもっと早くに打ち明けていたら良かったと後悔しているとおっしゃっていました。

 いま私たちの周りにスタートラインに立てそうなのに、踏みとどまっている人がいれば、声をかけて欲しいと会場に訴えていました。自分は悠以として新たなスタートラインに立つのに18年かかったので、皆さんには後悔しないでほしいということだと思います。

 その後のライブパフォーマンスもとても良かったです。両声類と評される男声と女声を使い分けたテクニックや、そもそもの歌唱力が素晴らしいです。私も元気をいただきました。本当にありがとうございました。

悠以 Official Website http://yuinya.com/
ブログ https://ameblo.jp/yuicomp
Twitter https://twitter.com/yuicomp
Facebook https://www.facebook.com/yuicomp/
Youtube https://www.youtube.com/user/yuicomp

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