とある町長の個人記録

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どこまで個人の話を聞いて応えるのか

9:10 庁議
11:00 来庁者 類設計事務所
18:30 部落解放同盟 大阪府連合会 島本支部 定期大会

 先日、トップダウンよりボトムアップでと書きました。首長に言えば何でもやってくれると思っている人が多い気がします。組織で動いている以上、私の判断で何でもかんでも、ルールに反したり、これまでの経緯を経ないで進めたりということはできません。もちろんお話は聞かせてもらいます。中には「子どもの命が一番でしょう」とおっしゃり、詰め寄ってくる方もいます。子どものと言うか、命は優先されるべきことですが、だからと言って、今すぐに予算や議論もなく、すべての施設の耐震化をやりますなどとは言えません。正直なところ、公式な場でお答えできることは、できることから、優先順位をつけてやりますというぐらいが精一杯です。

 また、個人の正義や熱い思いを持って、こうあるべきだとお話をされる方もいて、その方の意に沿わないと、それは間違っていると、人の命をどう思っているのかと問われる方もいます。行政に対する不信感から任せておけないと思われている方もいますが、だからと言って、このように言ってこられる方のすべての意見に応えることができないということは理解もしていただきたいのです。ある部分では、後は行政を信頼、信用していただくしかないのです。

 そのためにも、できるだけ多くの意見を聞き、真摯に対応していきたいとは思います。しかし、できないことは、できないと、きっぱりと言わせてもらう場面も出てきます。それは何も人の命がどうでも良いとか、職員が仕事したくないだけだとか、怠慢であるとかではないことは、理解していただきたいです。できるだけ理由などは明確にお伝えできるようにはしますが、いち個人に事細かにお話できる内容と、できない内容もあります。建設的な議論はありがたいですし、そういうお話はとても大事です。単に個人の要望でも大きな示唆に富んだ内容であることもあります。どこまで応えることができるのか、その辺りの線引きが本当に難しいなと思う今日この頃です。

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